2026.11.5
「Hütte」〜山小屋と編み物〜
Idea Sources by Konomi Nishikawa
プレッツェルが沢山並んだみたいな柄、素朴な温もりの中にもかわいらしさもあるエプロンベスト。いつものコーディネートに加えるだけで気分がワクワクするニットです。
普段はスタイリストのお仕事をされながら趣味で編み物もされる西川木乃美さんにニットのアイデアソースをいただきました。他にも、細いモヘヤを引き揃えたラグラン袖のプルオーバー、袖にバスケットのような模様を入れたバルーンスリーブプルーバーを加えた、新しいニットキット3タイプが11月12日(木)より発売予定です。
西川さんはこれまでにスタイリストの轟木節子さんのアシスタントをつとめられ、現在は独立して雑誌やWeb媒体のスタイリングのお仕事をされています。以前私たちが発行した雑誌のような書籍『LANKALIMON』で轟木さんにニットのディレクションをお願いした時に、当時アシスタントをされていた西川さんとも制作段階で関わりがありました。
その後独立されて、1通のメールが届きました。
メールの内容はスタイリストとして独立され、何かお仕事があればという内容でしたが、普段から編み物をされる西川さん。何かおもしろいことができないかな?とお話しをしたところから今回の企画が始まりでした。
普段から古着などもお好きとのことで、手編みでできそうなアイデアや編み地のイメージを色々出していただき、その中から実際に形になりそうなアイデアを手編みのデザインに落とし込みました。
ひとつ目はプレッツェルのエプロンベスト。
ドイツのパンで有名なプレッツェルをモチーフにしたケーブルが並びます。縁はアイコードで包んでプレッツェルのような、パンピザの縁のような丸み感じさせる形に。前から見ると普通のベストのようですが、背中側はエプロンのように結ぶことができるかわいらしいシルエットです。チェビオットウールのディープオレンジのカラーで編むことで、よりプレッツェル感が増します。
仕上がったニットを試着している時に、こんな着方も可愛いんじゃない?と偶然見つけた着方。
前後を反転して着てみてもかわいいですよ。
ふたつ目はモルゲンネーベルのプルオーバー。
モルゲンネーベルとはドイツ語で朝霧のこと。シェットランドウールとミスト(シルクモヘヤ)を引き揃えて奥行きのある杢調の色合いに表面には霧が立ち上るようなモヘヤの表情の編み地に仕立てました。表目と裏目で作る地模様で程よい立体感です。前身頃の着丈は短め、後ろ身頃の裾はラウンドした形で腰回りをカバーします。カジュアルだけれど上品なスタイルにも合う、スタイリングしやすいきれいなシルエットのプルオーバーです。
みっつ目はバロンエルメルのプルオーバー。
バロンエルメルとはドイツ語でバルーンスリーブのこと。袖の途中にケーブル模様を入れてキュッとしめることで、ふわんと膨らんだシルエットになります。裾と袖口、衿元のリブには小さなケーブルを加えてポイントに。ロマンティックな雰囲気のあるプルオーバーです。メリノウール極太の糸で編むことで、程よく厚みのある編み地で落ち感のあるやさしいシルエットです。
そんな今回の3タイプ、冬本番のこれからの季節に向けておすすめのニットです。
いつもとはちょっと違う山小屋のような自然溢れるロケーション。
大草原の小さな家のようなカントリーっぽい田舎に住む家族のようなイメージで、それぞれのアイテムに人物像を当ててスタイリングをしていただきました。
これからの冬時間の妄想が掻き立てられます。
美味しいお茶を淹れて、温かいスープをこしらえて、編み物計画、編んだニットに合わせるスタイリング計画を楽しんでみてください。
こちらの編み物キットは11月12日(木)から発売です。
糸と作り方パターンをセットにしてお届けします。
発売期間:2026年11月12日(木)〜2027年3月15日(月)
・プレッツェルのエプロンベスト 9,702円(税込)
・モルゲンネーベルのプルオーバー 20,460円(税込)
・バロンエルメルのプルオーバー 15,444円(税込)
西川 木乃美 / Konomi Nishikawa
1995年生まれ。美術大学卒業後、2019年よりスタイリスト・轟木節子氏に師事。2024年に独立。雑誌やWEB媒体などで活動中。好きなものは、靴下と古着と編み物。
Instagram: @nishikawa_202